2025/05/18
憧れていたその場所に、
やっとたどり着けた気がしました。
先日、所属している 「エッセンスオブヒール協会」の交流会で、
“私を象徴する香り”を選ぶ時に、
私の手が自然と伸びたのは——
ローズオットー。
本当は他の香りを選ぶつもりだったのに、
当日この香りを嗅いだ瞬間、
「あ、これだ」と、感覚があったのです。
ローズオットーは、 バラの中でもダマスクローズの花びらから わずかに抽出される、
“香りの女王”とも称される特別な存在。
その優雅で神聖な香りは、
「自己愛」や「自己受容」をそっと後押ししてくれる精油。
不完全に思えていた“私”を、
まるごと肯定してくれるような——
そんな包み込まれるようなあたたかさを、
この香りから感じたのです。
今までは「私には憧れで遠い存在」
そう思っていた香り。
だけど今の私は、
自然に受け入れることができました。
ようやく、「なりたい自分」ではなく
「今の私」こそが最善だと受け入れる時が来たようです。
欠乏感や、 何かが足りないような気がしていた日々に、
静かに幕を下ろしてくれるようなこの香り。
香りの世界は、やっぱり不思議で、深くて、美しい。
これからはローズのように生きていくと誓った日でありました。